営業事務の仕事内容・給与・必要なスキルを10年務めた経験から説明します

事務職の求人に「一般事務」や「営業事務」と表記がありますが、その違いがわからないという方もいるのではないかと思います。

また、営業事務とは、どんな仕事内容なのか疑問に思う方もいると思います。

そんな疑問に、私が新卒入社から10年間、IT関連機器を扱う商社で営業事務として働いた経験をもとにお答えできればと思います。

営業事務の仕事内容を10年働いた経験から解説

最近の営業事務の求人を見ると、新卒や転職での正社員の求人の他に、派遣社員やパートタイムでの求人もとても多いです。

事務職はとても人気のある職種で、特に女性には人気のある職種だと思います。

その中で、営業事務がどんな職種であるのかをまとめました。

 

営業事務とは

「営業事務」と「一般事務」の仕事内容は一緒ではありません。

私が勤めていた会社の求人では、営業事務と一般事務の2つの職を募集していました。

その会社では、一般事務(総務・人事・経理・広報などの管理部門)は、ほぼ本社(東京)に集約されており、地方の支店では営業事務のみの配属となっていました。

私は地方に住んでいるため営業事務としての採用でした。

私の経験から、営業事務と一般事務の仕事内容を簡単に説明すると以下のようになります。

 

  • 【営業事務】 ・・・顧客からの見積や注文の依頼に対応する仕事が中心
  • 【一般事務】 ・・・管理部門の仕事が中心(総務・人事・経理・広報など)

 

営業事務は、営業事務という言葉のとおり、【営業】に関する仕事を中心に行います。

また、営業事務は、営業マンのアシスタント(サポート)業務を行っています。

一般事務については、私の知る範囲では、総務部や人事部、経理部や広報部といった会社の管理部門に関することを行っています。




営業事務の仕事内容

営業事務は、営業に関わる仕事をします。

営業事務で求人を検索すると「営業のサポート役」「営業のアシスタント」という言葉が多く出てくると思います。

その言葉のとおり、営業社員のサポート業務と、見積・受注業務をメインに行っています。

 

私が行っていた業務は以下になります。

  1. 電話・メール応対(さまざまな問い合わせや依頼)
  2. 見積作成
  3. 受注入力・出荷業務・納期回答
  4. 伝票発送
  5. 来客へのお茶出し

 

上記のことからわかると思いますが、直接的ではありませんが、お客様を相手にする仕事が多いです。

 

具体的な仕事内容について、私の場合になりますが、営業マンと営業事務がペアになり同じ顧客を担当していました。

営業マンは外回りが基本、営業事務は社内で顧客の依頼に対応します。

電話やメールで見積や注文依頼、製品について、納期についてなど、さまざまな問い合わせに対応します。それと並行して、いただいた注文の受注入力、出荷業務、納期回答、伝票業務も行います。

全ての業務にパソコンを使用します。見積や受注入力は会社の管理システムを使用していました。

営業マンが外回りで社内にいないことが多いので、社内に掛かってくる電話やメールは、基本的に営業事務が対応することが多かったです。営業事務の仕事は、顧客に直接会うということは少ないですが、電話とメールでの対応はとても多いです。

 

営業事務の給与・ボーナス

営業事務の平均給与はこちらのサイトを参考にしました。

【営業事務の平均給与】

  • 正社員 平均年収334万円
  • 派遣社員 平均時給 1,397円
  • アルバイト・パート 平均時給995円

 

この年収や給与が高いと思うか、安いと思うかは、それぞれだと思いますが、いかがでしょうか。

 

【私の場合も参考に】

【入社1年目】年収:約300万円 月給:約18~19万円(手当など込みの総支給額)

【入社10年目】:年収:約400万円 月給:約24~25万円(手当など込みの総支給額)

※ボーナスは年2回(約5~5.5か月)いただけていました。

 

必要なスキル

  1. パソコンスキル(WordやExcelが使える)
  2. コミュニケーションスキル
  3. 作業の正確性やスピード
  4. 臨機応変な対応

 

1.パソコンスキル

営業事務で必要なスキルは業種によっても異なるかと思いますが、私が入社会社した時は、入社条件がMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)のWordとExcelの資格を取得していることでしたので、入社前に資格を取得しました。

仕事を始めてしまえばスキルは自然と身についてはいきますが、その前の採用段階でMOSの資格を持っていれば、ある程度のパソコンのスキルがあると認識されると思います。

転職や派遣、パート採用などでは前職での経験や資格が有利になることもあると思いますので、興味のある方は取得されてみると良いかと思います。

【おすすめの参考書】




私はMOSのWordとExcelの2000、2007、2010の資格を取りましたが、全て、このFOM出版のテキストを使用して勉強していました。このテキストに模擬試験(CD-ROM)がついているので、これで何度も合格できるようになれば試験に合格できると思います。私は模擬試験での点数が、9割~満点とれるくらいになってから受験していました。

 

2.コミュニケーションスキル

営業事務の仕事は、営業マンや社内の人とのコミュニケーションはもちろんのこと、電話で多くの顧客や仕入先業者などとの関わりがあります。

営業関係の仕事においては、人と人とのつながりがとても大切になりますので、業務的な会話だけでは済まないことが多くあります。電話では相手の表情が見えない分、より丁寧な対応が必要になります。

また、営業マンとはコミュニケーションをうまく取り合うことが業務の効率化につながります。

 

3.作業の正確性やスピード

営業事務の仕事では、見積入力や受注入力の作業が多くあります。入力の正確性やスピードが求められます。

会社の管理システムを使用して入力する会社が多いと思います。入力に誤りがあると、トラブルの原因になります。私も、入力ミスによる誤発注でトラブルを経験したことがあります。

正確性については、入力内容を何度も繰り返し確認をするという癖をつけることが大切です。

スピードについては、経験を積めば自然とついてきますが、それ以前にパソコンスキル(文字入力)がある程度あると良いかと思います。

 

4.臨機応変な対応

営業事務の仕事は、マニュアルのような流れに沿って会話するということはなく、顧客からの問い合わせに対応することが多くあります。見積や注文に関する内容でも要望は様々です。

また、急なトラブルやクレームの電話などもあります。対応する顧客にもいろんな方がいます。顧客との信頼関係がとても大切になりますので、臨機応変な対応はとても大切になります。

相手の意見や要望をしっかりと聞き、どんな対応ができるか判断します。私の場合、自分で判断できない場合は、上司や営業マンに相談し対応していました。

 

営業事務の仕事についてのまとめ

営業事務は営業マンのアシスタント・サポート役という立ち位置になりますので、営業マンから急遽お願いされることであったり、営業マンが不在の中、営業マンの代わりに顧客に対応することも多くあります。

サポートすることが好きな方、コミュニケーションが上手くとれる方に向いていると思います。

営業事務の仕事は、女性が多く、育児休暇が取得できる環境にある会社も多いと思います。私も育児休暇を1年取得して復帰しました。(今は違う仕事をしています)

また、主婦の方には派遣やパートとしての就業先としても人気があります。

事務職の中でも営業事務は給与が良い方だと思います。事務職を希望している方は、営業事務でキャリアを積んでみるのもいいのではないでしょうか。